斜視の手術当日の流れ

やってもらったよ、斜視の手術。

帝京大学病院の眼科は混んでて、僕は1年以上の予約待ち。


手術当日は朝8時から、眼科で順番に最終確認があったけど、そこに来た患者人数からすると、手術は1日10人かと。

1人ずつ呼ばれて中に入るんだけど、暗がりで10人以上の関係者にずらりと取り囲まれた中央で、教授の説明を受ける形なので、ちょっとギョッとする。

術式説明自体は簡単で、例えば僕の場合は、左目の外側の筋肉を緩めて、それでも調整が効かない場合は右目の外側の筋肉も緩めますねー、といった具合。

問題なければ、手術予定の目の上の額に、赤マジックで印を付けられます。僕の場合は両目。でも左メインっちゅーことか、左の印の方が若干長いような。


あとマジックと言えば、手術前日に黒マジックで左足の甲に自分の氏名を漢字で書いた。これは手術前にも再確認されて、少し薄くなっていたから上書き。


手術は順番で次々と呼ばれるので、順番が近づくとお声がけされて、パンツ一丁に白の手術着に着替えて待機。


それまでに、術中の万一の容態急変に備えて、利き手じゃない方の腕に、点滴のチューブを装着。


メガネは外し、支給されたマスクを付けて、ヘアキャップをテープで止めてもらってから手術室に。


術後は部屋まで車椅子に乗って帰るので、空の車椅子を持って行く先生について4階に降ります。


話はそれるけど先生と言えば、担当医はコロコロ変わります。たぶんまだ若い先生達が担当されてて、シフトで交代もされるんで、今から何時まで担当する〇〇です、みたいな感じで、次々にいらっしゃいます。

でも皆基本的に若いのによくできた愛想のいいかたばかりなんで、こちらも気分良く過ごせます。


さて、話はそれたけど手術室フロアは別世界。清潔な食品工場の雰囲気にも似て、ちょっと活気がある感じ。

広いフロアに手術室がいくつもあって、それぞれで手術されてるんだと思う。若い人達がキビキビ動いている姿を見てると、医療は本当に心身を使う仕事だなぁ、と感じる。


僕が手術室前の椅子に座って前の人の手術が終わるのを待っていた時間は、15分位かと思うけど、感覚的には次々と客が来る散髪かなんかの待ち時間のようだった。